本日はアルフレックスから、「リベルシ14」というソファの特集です!!
モルテーニというブランドであり、「Studio Hannes Wettstein」というデザイナーによって手がけられています。
高級感と重厚感が特徴のリベルシの価格やコーディネート、機能性を見ていきましょう!!
※以下、画像はイメージです。
リベルシ14 の概要
リベルシ14はモルテーニというブランドのシステムソファで、2014年に発表されました。
2004年に発表された同ブランドのREVERSIをベースに改良しており、前作よりもソフトで、アーム部分が広くなっています。
デザイン・バリエーション
デザインはスタジオ・ハンス・ウェッツステインが手掛け、より時代性を感じられます。
5つのサイズバリエーションがあり、空間の広さに応じてレイアウト可能です。
素材やカラーバリエーションも充実しており、他のインテリアに合ったデザイン性の高いソファをオーダーできます。
価格
2.5人用ソファ(ファブリック素材)の場合、新品参考価格は1,075,680円です。
モルテーニは1934年にイタリアで創設された長い歴史を持つブランドで、創設者はアンジェロ・モルテーニ氏です。
モルテーニ夫婦がハンドメイドで家具をつくったことをきっかけに誕生しました。
時代を先駆けるモダンなデザインの家具はハイエンドブランドとして認知されており、「不可能を可能にする」と言われている技術は世界トップレベルです。
近年はオフィスやキッチンメーカーも傘下に収まり、総合家具ブランドとして発展しています。
ブランド家具を愛用する人々から長年愛されており、リベルシ14も人気モデルの1つと言えます。
デザイン性
リベルシ14は前作よりもアーム部分が広くなっているのが特徴的です。
脚は光沢感のあるシルバーのアルミニウムか、シックな黒が魅力的なクロムメッキが選べます。
素材
ソファ部に使用される素材は充実しており、主に次の素材から選べます。
・リネン
亜麻を使用しており、柔らかくサラサラした肌触りの良さが魅力的な素材です。
・シェニール
スコットランドで発祥し、ドイツで発達した織り布です。
コットンやシルクが使われており、ぷくぷくとした独特の質感があります。
見た目が毛虫のような糸なので、フランス語で毛虫を意味するシェニールと名付けられました。
・キャンバス
亜麻やシルクなどの糸を平織りにした厚手の布で、帆布とも言います。
・ブークレ
1本の糸の至るところに小さな輪が装飾されたブークレ糸でつくられた生地です。
モコモコとした質感が特徴的です。
・ウール
メリノ種の羊毛を使った生地で、熱伝導率が低いので夏は涼しく、冬は暖かい素材です。
・レザー
牛や馬などの皮革を用いた素材です。
・ベルベット
イタリア発祥の生地で、厚みと柔らかさがある素材です。
表面の繊維が起毛しており、光沢感と高級感を感じられます。
同じ素材でも様々な柄があり、またグレー系やブラック系、ベージュ系、レッド系、ブルー系、グリーン系とカラーバリエーションも充実しています。
スタジオ・ハンス・ウェッツステイン
リベルシ14をデザインしたスタジオ・ハンス・ウェッツステインは、ハンス・ウェッツステインのデザイン事務所です。
ハンス氏は1958~2008年まで活躍したスイスのデザイナーで、製品デザインをはじめ、工業デザイン、建築など幅広くプロジェクトに参加してきました。
また、その才能は高く評価され、数多くの賞を獲得し、コンペでも数々の勝利をあげます。
彼の死後、その意思を受け継いでいるのがスタジオ・ハンス・ウェッツステインです。
デザイン担当
リベルシ14のデザインに関わったのは、スタジオ・ハンス・ウェッツステインに所属するステファン・ヒューレマン氏とシモン・フスライン氏の2人です。
ステファン氏は建築を学び、その後にハンス氏と提携し、彼の死後はリーダーを引き継ぎます。
建築インテリアに専念しており、彼が手掛けた家具や製品デザインは革新的と評価されています。
シモン氏もハンス氏のパートナーで、腕時計などの工業デザインを手掛けてきました。
機能性
リベルシ14は奥行き98cm、高さは87cmとなっています。
幅は183cm、203cm、223cm、243cm、263cmの5種類で展開しており、大きめのサイズからコンパクトな室内でもレイアウトしやすいサイズも選べます。
オフィスにも?
リビングルームに限らず、オフィスにも適したソファです。
モジュール式なので、自由に組み合わせて希望通りのソファを実現できます。
生活パターンやニーズの変化に合わせて、配置の変更や新しいユニットを買い足すなど、色々なレイアウトが楽しめるでしょう。
シートクッションの機能性
シートクッションにはポリウレタンパッドと滅菌済みの羽毛が使われています。
ウレタンは耐久性が高く、さらに座り心地を左右する重要なパーツです。
バッククッションにも滅菌済みの羽毛が使用されています。
現在は柔らかいソファが求められており、リベルシ14は構造の比率とクッションをリニューアルし、前作よりも柔らかい座り心地に改良されました。
前作のリベルシと同じく、まるで全身羽毛に包まれたような気分になります。
リベルシ14は背もたれの高さを3段階に調節できる機能が搭載あります。
この機能により、座部の深さを用途に応じて快適な体勢に変更可能です。
アーム部分も広くなっているので、腕や本を置いたり、枕代わりしたりする際に便利でしょう。
コーディネート例や利用シーン
リベルシ14はリビングルームやオフィスの両方で活用できるソファです。
どのような利用ができるのか利用シーンの例をご紹介しましょう。
アームをサイドテーブルの代わりに
前作よりも広くなったアーム部をサイドテーブル代わりに利用できます。
肘をついてテレビや映画を視聴でき、また体勢を変えることなく飲み物を飲むことも可能です。
リビングにサイドテーブルを置きたくないという人にも最適でしょう。
食卓兼憩いの場に活用
大勢の人を招いて食事をする機会が多い、またはダイニングルームが小さい場合はあえてダイニングを設置せず、ローテーブルとリベルシ14を配置します。
そうすることで一定の広さと座る場所を確保して、食事やホームパーティーを快適に楽しめるでしょう。
食事以外の時間は家族の憩いの場として使用できます。
ミーティングやリフレッシュスペースとしての活用
サイズの種類も豊富なのでスペースが限られたオフィスにも導入しやすいでしょう。
導入するならミーティングルームやリフレッシュルームがおすすめです。
柔らかい座り心地のソファで休み気分を切り替えたり、心地良い空間で会議を進めたりできます。
リベルシ14は定番のグレー、ブラック、ベージュを始め、素材によって色々なカラーで展開していきます。
同系色でまとめたり、床やラグの色に合わせたりすることが可能です。
素材によってもソファの雰囲気が変わるので、素材にもこだわると良いでしょう。
総括
モルテーニは先進性に溢れた技術力が母国イタリアをはじめ、世界中の建築家やデザイナーに支持を受けています。
革新性とデザインが好評
ブランド家具の専門店でないと目にかかれる機会は少ないものの、技術力と革新性のあるデザインがブランド家具の愛好家を中心に人気です。
リベルシ14は機能性とデザイン性の両方に優れ、また世界的に有名なスタジオ・ハンス・ウェッツステインが手掛けたことで人気がある商品です。
ベーシックなデザインですが、上品さや高級感があるので、家庭やオフィスをワンランク上の空間に演出してくれるでしょう。
ショールームでイメージ
ソファは室内の雰囲気を左右する上に、生活と密接するインテリア家具です。
写真や文字による資料でイメージを掴むことは可能ですが、もっと深くイメージしたい場合は実物を見るのが望ましいです。
日本では東京の南青山にモルテーニのショールームがあります。
そこで実際のソファやコーディネート例を見られるので、購入を検討する際の参考に活用できるでしょう。
リベルシシリーズ
ハイブランドなため、新品となれば価格は100万円程します。
大きな買い物となるので、実物を見た上での購入が望ましいです。
リベルシシリーズは根強い人気があり、特大ソファのREVERSIXLも登場しています。
今後も改良を重ねた新モデルの登場に期待してみましょう。